研究課題/領域番号 |
24651113
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ構造科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
水野 元博 金沢大学, 物質化学系, 教授 (70251915)
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研究分担者 |
大橋 竜太郎 金沢大学, 理工研究域物質化学系, 助教 (50533577)
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連携研究者 |
橘髙 茂治 岡山理科大学, 理学部, 教授 (60068905)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ナノ構造化学 / 制限空間 / 水 / NMR / メソポーラスシリカ / 電解水 / ナノ空間科学 |
研究成果の概要 |
本研究では,ナノメートルサイズの細孔を有する物質に取り込まれた水の状態を詳細に調べ,制限空間中の水の凍結過程や液-液転移に関する新たな知見を得ることを目指した。均一の円柱細孔を有するメソポーラスシリカMCM-41に取り込まれた水において,細孔の出口付近に存在する表面水は凍結温度付近で,高密度水から低密度水に徐々に状態変化することが示唆された。球形細孔と円柱細孔が繋がったSBA-16に取り込まれた水において,円柱細孔径が小さいときは,球形細孔中の水が先に232 Kで凍結する。球形細孔中の水の凍結においては,周りに存在する円柱細孔の水が凍結温度を下げる重要な役割を果たしていることが分かった。
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