研究課題/領域番号 |
24651158
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
マイクロ・ナノデバイス
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高井 まどか 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40287975)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | マイクロファイバー / 血中循環がん細胞 / イムノアッセイ |
研究成果の概要 |
20 wt%のポリスチレン(PS)溶液から平均でおよそ12 μmの空隙のある不織布を作製した。この不織布にヤギ全血を透過させたが溶血が認められなかった。抗EpCAM抗体を固定化したPSファイバー不織布に対して、EpCAMが発現しているMCF7細胞を反応させると、ファイバー上への捕捉がみられ、また、EpCAMが発現していないHeLa細胞の場合では、捕捉が見られなかった。このことから、EpCAMを介した特異的な抗原抗体反応により、マイクロファイバー上へ細胞の捕捉が起きていることが分かった。これらの結果から、血中からCTCsの捕捉が可能なマイクロファイバーシステムが作製できた。
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