研究課題/領域番号 |
24651170
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
マイクロ・ナノデバイス
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
掛谷 一弘 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80302389)
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連携研究者 |
鈴木 実 京都大学, 工学研究科, 教授 (10314238)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | テラヘルツ波 / 時間領域測定 / 超伝導ギャップ / 超伝導薄膜 / 渦糸状態 / 超伝導体薄膜 / テラヘルツ/赤外材料・素子 / ジョセフソン渦糸 / フォトニック結晶 / 超伝導材料・素子 |
研究概要 |
本研究では、層状高温超伝導体に侵入する渦糸格子を用いて光を制御し,渦糸フォトニック結晶の研究分野を開拓するために、超伝導体薄膜を育成し、テラヘルツ時間領域分光(THz-TDS)を行った。超伝導転移温度が比較的低い超伝導体薄膜については、THz-TDSにより超伝導ギャップと複素伝導率が明らかになった。また、希少元素をほとんど含まない新しい高温超伝導体の高品質単結晶薄膜を育成することに成功した。 以上の成果により、磁場中の第二種超伝導体に存在する磁束格子を用いて、テラヘルツ(10^12 Hz)領域の周波数を持つ電磁波を操作するための基盤技術が整備されたことになる。
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