研究課題/領域番号 |
24651197
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
奥村 弘 富山大学, 総合情報基盤センター, 講師 (30355838)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 津波防災 / 津波減災 / 防波堤 / 計算流体力学 / 海岸工学 / 流体力学 / 数値波動水槽 / GPU並列化 / Adiabatic流体モデル / マトリクス・フリー / CFD / 水理模型実験 / 耐波設計 / 津波 / CADMAS-SURF/3D |
研究成果の概要 |
本研究で開発した双胴型防波堤は、波を堰き止めることなく、特有の反射現象によって透過波を減衰させることができる。また、双胴型防波堤の消波効果は、構造体のサイズに依存せず有効である。このため、津波や高波に適切な配置と構造物としての耐久性を満たせば、あらゆる海岸や港湾、そして原発などの重要拠点を津波から守ることができる。従来の防波堤では想定する波を堰き止めるためにその高さや規模が肥大化し、海水の循環を妨げるなど自然環境の破壊が問題となっている。従来の防波堤に散見するこれら諸問題を大きく緩和させる未来型の防波堤として「双胴型」防波堤は大きな可能性があることがわかった。
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