研究課題/領域番号 |
24651198
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
鍵山 恒臣 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (50126025)
|
研究分担者 |
潮見 幸江 京都大学, 生存圏研究所, 研究員 (60584266)
|
連携研究者 |
黒田 和明 東京大学, 宇宙線研究所, 教授 (00242165)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 火山 / 重力勾配 / 自然災害 / 火山噴火 / 測地 / 地下水 |
研究成果の概要 |
火山活動を予測する上で,重力観測は,物質の移動に関する情報を提供するので有用である.しかし,測定点の高度も同時に測定する必要がある.重力勾配測定は,測定点の高度変化による重力変化はキャンセルされるので,測定が簡便になる.阿蘇火山において精密重力測定を繰り返したところ,中岳火口の水位上昇と周辺への地下水・熱水の流出に対応した数10μGal程度の変動が繰り返し発生していることが明らかとなり,重力勾配観測でも検知可能と判断された.重力勾配計を火山地域で使用する実験をおこなったところ,多くの課題が明らかとなった.いくつかは改良されたが.装置の安定性や保守の簡便性にまだ課題が残っている.
|