研究課題/領域番号 |
24651201
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
金子 新 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10038101)
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研究分担者 |
李 漢洙 広島大学, 国際協力研究科, 助教 (10535082)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 津波 / 計測 / 予測 / 音響津波流速計 / 海中音波伝播 |
研究概要 |
瀬戸内海中央部で、本州側と四国側の防波堤先端に沿岸音響トモグラフィー装置(音響局)を各1台、海中設置し、音響局間で12次のM系列で位相変調した周波数4kHzの音波を5~10分間隔で送受信した。そして、音波の伝播時間差を、GPSを利用した高精度クロックシステムで精密計測し、本海域を通過する潮汐波が海面下に誘起する潮流を、1cm/sの精度で計測した。流速の計測精度1cm/sは海面変位約2cmに相当するため、非常に弱い潮汐波による海面変位対しても計測可能となる。研究期間中、津波は発生しなかったので、同じ海面重力波である潮汐波を代わりに計測した。本研究により音響津波流速計の有効性を実証できた。
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