研究課題
挑戦的萌芽研究
哺乳類ゲノムのエピジェネティックな調節においてDNAのメチル化は重要な役割を果たしている。最近、メチルシトシンがヒドロキシメチルシトシンへ酸化される反応が存在することが示され、脱メチル化の中間産物として注目されている。そこでヒドロキシメチルシトシンの1塩基単位での解析法が重要であるが、これまで提案されてきた手法は十分なものではなかった。そこでDNMT1酵素を用いた単純な原理を用いて、比較的微量のDNAから1塩基単位でメチルシトシンとヒドロキシメチルシトシンを区別して解析する手法を考案し、実際に96%という高精度でヒドロキシメチルシトシンを同定することが可能であることを示した。
すべて 2014
すべて 学会発表 (2件)