研究課題
挑戦的萌芽研究
申請者らはこれまでに、13アミノ酸と非常に短い抗菌ペプチドtemporin L(TL)を光刺激応答性保護基で修飾したTL誘導体を開発し、この機能性ペプチドを細菌膜組成リポソームと組み合わせた「光刺激応答性薬物放出システム」を開発してきた。本課題では、TLに酵素基質部位を修飾した機能性ペプチドを新たに開発し、酵素活性に応答して蛍光色素をリポソームから放出するシステムを開発した。標的酵素としてcaspase-3およびphosphataseを選択し、それぞれの基質をTL構造に融合させることで、酵素活性に応答して内包物を放出するシステムを開発し、酵素活性の蛍光検出システムへと応用した。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件、 謝辞記載あり 1件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 3件) 備考 (1件)
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