研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、研究代表者が独自に開発した細胞外蛋白質リガンドの標識法(cutinase 融合法)を利用し、細胞挙動を指標するのでなく、受容体への結合を直接かつ簡便に測る方法を用いて、信頼度の高い結果を得る方法論を確立するものである。さまざまなリガンドのN末端にcutinase を融合した分泌融合蛋白質をデザインし、これらがpNPP-biotin, pNPP-AlexaFluoreなどで簡便に1段階標識できることを確認した。つぎに受容体を発現する細胞を樹立し、リガンドの結合を蛍光プレートリーダーで高速に評価する条件を確立した。このシステムを利用し、960 化合物についてスクリーニングを実施した。
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