研究課題
挑戦的萌芽研究
網羅的な塩基配列分析が可能な次世代シーケンサーを用いて,造礁サンゴに共生する褐虫藻の組成分析を試みた。従来型のRFLP分析により,Clade CおよびClade Fの褐虫藻が検出されたが,次世代シーケンサー解析では複数のClade Cの褐虫藻は検出されたが,Clade Fの褐虫藻はほとんど配列を見出すことができなかった,RFLP分析で検出された褐虫藻が次世代シーケンサー解析により優占種であることが示されたことから,次世代シーケンサー解析により褐虫藻組成はおおよそ把握できると思われた。しかし,Cladeの異なる褐虫藻の組成を含めて把握するためには,より詳細な条件検討が必要であると考えれた。
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Zoolog Sci.
巻: 31 号: 2 ページ: 89-94
10.2108/zsj.31.89
40019989087