研究課題/領域番号 |
24651279
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
上田 曜子 同志社大学, 経済学部, 教授 (20223472)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | タイ / 自動車部品産業 / 日本の直接投資 / タイプラスワン / ラオス / タイの自動車産業 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本の直接投資が、タイの自動車産業におけるローカル企業形成に対して与えた影響を明らかにすることを目的としている。 1950年代から2008年の期間にタイで設立された自動車部品メーカー625社のデータを分析した結果、約半数が日系企業であった。2008年のリーマンショック後は、日本から小規模あるいは零細な部品メーカーが、数多くタイに進出した。そのため、これまでの日本からの直接投資により、形成されてきたタイ資本の部品メーカーは、日本企業との厳しい競争に直面している。技術力に勝るタイ企業でなければ、生き残りは困難であろう。ここに、日本資本依存型のタイ経済発展モデルの限界をみることができる。
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