研究課題/領域番号 |
24652007
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 自治医科大学 (2013-2014) 東洋大学 (2012) |
研究代表者 |
稲垣 諭 自治医科大学, 医学部, 教授 (80449256)
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研究分担者 |
小林 聡幸 自治医科大学, 医学部, 准教授 (70296101)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 現象学 / 発達 / 体験 / レジリエンス / 代償 / ナラティブ / 中枢神経系 / リハビリテーション / 神経システム / 動作システム / 心的システム / 安定化 / 臨床-内-存在 / 根拠に基づく医療 / 神経リハビリテーション / 精神医学 / 組織化 / 身体動作 |
研究成果の概要 |
本研究は、リハビリテーション臨床、及び精神科臨床の知見に基づき、発達-神経現象学的な理論構築を行うものである。研究成果として、(1)ミクロニューロン系とマクロ行動系をつなぐものとしての体験概念の分析、(2)神経系を含む安定した(レジリエントな)システムの特性解明、(3)体験カテゴリーの不全にかかわる統合失調者の症例検討(4) 精神医学領域と理学療法学領域との接合点となる経験の場としての「臨床」という医学的実践についての哲学研究を行った。これら研究成果を通じて臨床における治療の試みが、神経系の再発達を促すものであると同時に、それ自体が発達的に理解されるべきプロセスあることが明らかになった。
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