研究課題/領域番号 |
24652013
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田中 祐理子 京都大学, 人文科学研究所, 助教 (30346051)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 科学性 / 客観性 / 人間性 / 西洋哲学史 / 科学史 / 科学哲学 / 19世紀 / 20世紀 / 科学認識論 / ジョルジュ・カンギレム / 科学的客観性 / カンギレム / カント哲学の受容 / ニーチェ哲学の受容 / 科学主義 / 19世紀 / 20世紀 |
研究成果の概要 |
本研究は20世紀社会編成における「科学性」の意味と役割を問う準備的研究として計画された。本研究はまず、ウィリアム・ヒューエルを中心とする、19世紀ヨーロッパでの科学史・科学哲学の議論の興隆に関する史的資料を収集した。その上で、本研究は、特にそれらの科学史・科学哲学が「科学的客観性」に対して与えた新たな価値に注目しながら、それが19世紀から20世紀にかけての世紀転換期において、「人間性」という概念と「科学的客観性」という概念の間にいかなる相互作用をもたらしたかを歴史的に概観するよう努めた。
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