研究課題/領域番号 |
24652018
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
美学・美術史
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
長田 年弘 筑波大学, 芸術系, 教授 (10294472)
|
研究分担者 |
篠塚 千恵子 (篠塚 千惠子) 武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (80279801)
|
連携研究者 |
中村 るい 高知大学, 教育研究部, 准教授 (50535276)
|
研究協力者 |
河瀬 侑
小堀 馨子
坂田 道生
高橋 翔
田中 咲子
中村 友代
福本 薫
山本 悠貴
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 美術史 / 宗教史 / 古代ギリシア / 古代ローマ / 考古学 / 神話 / 初期キリスト教 / 祈り / 古代史 / 西洋古典 / 宗教学 / キリスト教 / 哲学 / 美学 |
研究成果の概要 |
古代ギリシア・ローマ美術史における、広義の「祈り」(「嘆願」、「崇拝」、「オランス」)図像について、作例を検証した。特にギリシア時代の「嘆願」と、ローマ時代の「オランス」に、女性を「祈り」の主体とする作例数が多いことに着目し、社会的弱者の「祈り」と、道徳等の社会規範との関わりに目を向けた。小堀馨子(古代宗教史)は専門的見地から参加し、「命乞い」などのネガティブな価値判断を与えられた「嘆願」図像が、「敬虔さ」を表すポジティブな「崇拝」および「オランス」図像に転用された現象について検討を行った。期間中に5回の研究例会を開催し、最終的な研究成果に関して報告書を編集、刊行、専門研究者に配布した。
|