研究課題/領域番号 |
24652036
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
野角 孝一 高知大学, 教育研究部人文社会科学系, 講師 (50611084)
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研究分担者 |
松島 朝秀 高知大学, 総合教育センター, 特任准教授 (60533594)
高林 弘実 京都市立芸術大学, 美術学部, 講師 (70443900)
平 諭一郎 東京藝術大学, 学内共同利用施設等, 講師 (10582819)
荒井 経 東京芸術大学, 美術学部, 准教授 (60361739)
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研究協力者 |
田中 眞奈子
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 日本画 / 支持体 / 表現 / 野長瀬晩花 / 絵金 |
研究成果の概要 |
日本の絵画における支持体は紙、絹、板など様々である。しかし洋画や日本画などのジャンルを基準とした絵画様式による分類が重視される一方で、支持体に伴う表現の差異については注目されていない。本研究では日本画における支持体と表現の関係に焦点を当て、特定の支持体においてのみ可能となる絵画表現の独自性について再評価を試みた。その結果、西洋画に接近したと言われる大正期の日本画の足取りを野長瀬晩花の作品から読み解くことができた。また日本画の西洋画化が、輸入された写真図版による影響ばかりでなく、日本画家の渡欧によって習得された油彩技法に基づいていたということを作品調査から明らかにすることができた。
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