研究課題/領域番号 |
24652064
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
虎岩 直子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50227667)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 視覚文化と文学 / パブリック・アート / Sinead Morrissey / 北アイルランド / 芸術と倫理 / パララックス / ヘテロトピア / 多文化共存 / ヘテロとピア / parallax・視差 / appropriation・借用 / インターメディア / グローバリゼーションと多価値共存 / 視覚表象と文学 / 記憶と癒し / 自己と他者 |
研究成果の概要 |
本研究では、他者(文化)との葛藤の中で傷を受けた共同体における<芸術的イマジネーション>の役割を「文学」「視覚文化」の両面から考察した。「空間的な特定の場」を成立の要件として「メッセージ性」の強い「パブリック・アート」と、「特定の場所や時間」を作品内で描き出したとしても「空間芸術」ではない、それゆえに「空間的制限」に縛られない「文学」という、<イマジネーション>が形を取る際の二つの媒体には大きな差異がある。本研究は北アイルランドの詩人Sinead Morrisseyによる視覚芸術を中心に据えた詩を論じることによって、芸術作品の倫理的役割の差異と補償性を考察し、国内外の学会で発表、発刊した。
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