研究課題
挑戦的萌芽研究
言語機能の側性化は、言語の獲得過程にみられる重要な側面である。本研究では、母語獲得における文法機能の側性化の指標を探ることを目的として、成人を対象として日本語の格助詞の処理に関わる事象関連電位成分の特定とその信号発生源の推定を行った。初期の文構造処理に関わる成分では信号発生源は両半球で類似していたが、統語構造情報を利用したその後の意味役割に関わる処理では後頭葉と前頭葉下部で両半球の活動に違いがみられた。本研究で開発したパラダイムは、文構造の処理が行えるようになる獲得段階において、どのような時間経過で処理が進むのかを明らかにするために極めて有効であると考えられる。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (20件) (うち招待講演 11件) 備考 (1件)
Frontiers in Psychology
巻: 4(735) ページ: 1-7
NeruoReport
巻: 24(6) ページ: 292-7
巻: 4 (735) ページ: 1-7
10.3389/fpsyg.2013.00735
Neuroscience Research
巻: 73 ページ: 73-79
JACET中部支部紀要
巻: 10 ページ: 1-10
The IRLT Journal (語研ジャーナル)
巻: 11 ページ: 43-50
日仏工業技術
巻: 58(1) ページ: 6-9
http://www.comp.tmu.ac.jp/hagiwara/