研究課題/領域番号 |
24652094
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
内田 洋子 東京海洋大学, 海洋科学技術研究科, 教授 (50313383)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 海事英語 / 国際語としての英語 / 英語の多様性 / 音声知覚 / 英語音声学 |
研究成果の概要 |
船舶運航に用いられる海事英語は「確実な伝達」「分かりやすさ」が極めて重要となる。それを阻害する要因の一つにスピードがある。標準海事通信用語の使用においては「ゆっくりとはっきりと」発音することが推奨されているが、その効用はどの程度あるのだろうか? 本研究では「ゆっくりはっきりとした発音」と「普通のスピードによる発音」の違いが聞き手の理解度に与える影響について、ノイズ下で交信が行われることが多い通信の特性も加味した条件下で実験した。英語母語話者の発話音声を日本語母語話者に聞かせたところ、「ゆっくりはっきりした発音」は、特にノイズ下の環境において、聞き手の理解度に寄与することが明らかとなった。
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