研究課題/領域番号 |
24652140
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
|
研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
長谷川 成一 弘前大学, 人文学部, 教授 (20013287)
|
連携研究者 |
脇野 博 秋田工業高等専門学校, 教授 (80220846)
片岡 俊一 弘前大学, 大学院理工学研究科, 准教授 (60333712)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 白神山地 / 世界遺産 / 弘前藩 / 流木 / 乱伐 / 洪水 / 地震動 / 地盤 / 粕毛川 |
研究概要 |
1993年に世界自然遺産に登録された白神山地は、豊かな森林・鉱物資源を持つ地域であった。本研究では、歴史資料の調査・分析を通じて、山地の資源を歴史的にいかに活用してきたのかを解明した。その結果、ブナの原生林に代表される「手つかずの自然」ではなく、藩政時代の津軽・秋田両領における白神山地は、両藩による林業・鉱業資源の豊かな供給地であり、藩財政にとっても重要な地域として把握されていた。加えて同地において藩政期に発生した災害である、宝永元年(1704)の能代(のしろ)地震と寛政4年(1793)の西津軽地震は、同地域における景観や資源にも各種の影響を与えたことを明らかにした。
|