研究課題/領域番号 |
24652157
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
宮原 俊一 東海大学, 文学部, 講師 (50297206)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 縄紋原体 / 土器製作 / 同一原体 / 圧痕 / 弥生時代 / 方形周溝墓 / 壺 / 土器 / 縄紋 / 縄文 / 原体 / 同定 / 回転圧痕 / 同時性 |
研究概要 |
本研究では縄紋原体(土器に縄目文様を施す道具)の回転施文による「規則的反復の原則」を応用し、複数個体の土器に同一原体によって施文された縄紋を特定することで、土器製作の同時性を明らかにした。分析対象は、南関東地方における弥生時代後期の方形周溝墓出土の壺形土器である。 分析の結果、191個体中24個体(11組)の土器について同じ縄紋原体による縄紋が認められた。それぞれの組は同時期に作られた土器であると考えられ、さらに対象を住居址出土の資料にも求めることで、日常食器としての土器と副葬品との関連を再確認することができた。
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