研究課題/領域番号 |
24652172
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
中西 裕二 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (50237327)
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研究分担者 |
佐藤 弘夫 東北大学, 文学研究科, 教授 (30125570)
白川 琢磨 福岡大学, 人文学部, 教授 (70179042)
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連携研究者 |
鈴木 一馨 (公財)中村元東方研究所, 研究員 (50280657)
松尾 恒一 国立歴史民俗博物館, 教授 (50286671)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 民俗学 / 宗教民俗 / 中世仏教 / 顕密仏教 / 民俗芸能 / 陰陽道 / 宗教 / 修験道 / 祈祷 / 民俗文化 / 坊集落 / 国際情報交換 / アメリカ / ヨーロッパ |
研究成果の概要 |
本研究の出発点は、中世にまでさかのぼれる、とされる日本の宗教民俗文化は何を意味しているのか、という問いである。日本民俗学では、それを「常民」の文化と考えてきた。しかし、本研究での仮説は、それは本質的な「常民の文化」ではなく、当該地域の宗教的な民俗文化の史的形成過程を表し、その主体は民衆ではない、というものである。この矛盾を「フォークロア・パラドクス」と概念化し、日本各地の宗教民俗文化の再検討により、この概念が有効であるという結論に達した。
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