研究課題/領域番号 |
24652177
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 吉備国際大学 |
研究代表者 |
新田 文輝 吉備国際大学, 社会科学部, 教授 (10268641)
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研究分担者 |
鈴木 一代 埼玉学園大学, 人間学部, 教授 (40261218)
竹下 修子 愛知学園大学, 文学部, 教授 (60454360)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 国際結婚家族 / 言語継承 / 宗教継承 / 日比国際結婚家族 / 日インドネシア国際結婚家族 / 日トルコ国際結婚家族 / 国際児 / 宗教伝承 / 言語伝承 / カトリック教 / イスラーム教 / ヒンドウー教 |
研究概要 |
本研究では、日本・インドネシア、日本・トルコ、そして日本・フィリッピンの3タイプの国際家族での言語・宗教継承について調査した。言語継承では、3タイプの家族で複数の言語が家族で使用されているが、主要言語は共通的に日本語(居住地決定性)である。第2言語としては、インドネシア語、トルコ語、フィリッピン語より英語の方が継承される傾向が判明した(英語の威信性)。 宗教継承に関しては、イスラム教、ヒンデュー教、カトリック教の順で継承意識に差あり、前者2宗教に関しては、日本での継承には様々な困難が伴うことも分かった。他方、カトリック教では、他の2宗教ほどフィリッピン母親側に切迫した意識は見られなかった。
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