研究課題/領域番号 |
24653018
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
刑事法学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
土井 政和 九州大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (30188841)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 刑事司法 / 福祉 / 出所者就労支援 / 地域生活定着支援 / 地域社会内訓練事業 |
研究成果の概要 |
本研究は、できる限り刑罰に依存しない刑事司法のあり方を検討し、福祉と連携した刑事司法を構築するための萌芽的研究である。日本では、近年、再犯防止を目的として諸施策の試行が拡大しているが、再犯防止概念は本人支援と社会防衛の両者を内包しており、その用い方によっては、視点が本人支援から社会防衛へと容易に転換しうるものであることから、福祉の刑事司法化をもたらさないためにも、福祉は刑事司法との関係において対等性・自立性を失わないようにしなければならない。福祉連携型刑事司法が構築されるべきだとすれば、それを前提とすべきであることを明らかにした。
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