研究課題/領域番号 |
24653030
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
政治学
|
研究機関 | 政策研究大学院大学 |
研究代表者 |
鬼丸 武士 政策研究大学院大学, 政策研究科, 助教授 (80402824)
|
研究分担者 |
岡本 正明 京都大学, 東南アジア研究所, 准教授 (90372549)
工藤 晶人 学習院女子大学, 国際交流学部, 准教授 (40513156)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 国家形成 / 情報管理 / 東南アジア / 植民地国家 / 国家変容 / サーベイランス / 比較研究 |
研究概要 |
本研究は東南アジア地域の植民地国家とその宗主国を対象に、19世紀末から20世紀初頭にかけて、「予防」という概念をキーワードにして国家による情報収集、監視活動がどのように組織化され進行したのかを比較検討し、植民地国家建設と宗主国の国家形成を共時的な現象として描き出す視角を得ることを目的とした。研究の結果、東南アジア地域の植民地国家では情報収集活動の制度化が進展していたこと、その程度は宗主国での制度化との関連が見られること、この時期の国家形成・建設を「監視国家(Surveillance State)」の形成過程として捉えることが可能であることが明らかになった。
|