研究課題/領域番号 |
24653067
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済政策
|
研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
小浜 裕久 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (40201488)
|
研究分担者 |
飯野 光浩 静岡県立大学, 国際関係学部, 講師 (30305502)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 経済発展 / 開発戦略 / ODAの政治経済学的アプローチ / 戦略的援助 / アリアー(延滞債務) / 中国のプレゼンス / アリア-(延滞債務) / ODAの理論的・実証的研究 / 日本の戦略的援助 / 中国の対外援助 / アジアの低所得国 |
研究概要 |
アジアの低所得国において中国の存在感が増加している中で、日本の存在感を高め、かつこれらの国々の経済開発に資するODA政策を政治経済学的アプローチで研究した。最初にアジア低所得国における中国の存在感を分析した。アジアの低所得国において中国の存在感は一様に高いということはなく、分野により強弱があることを示した。次に、中国の台頭や日本の財政難を受けて 日本政府はODAを戦略的に使用することを重要視していることを示した。 援助に関して日本は戦略的の名の下に中国の後追いをするのではなく、日本にしかできない開発政策を提示することが重要であり、三角協力と構造調整融資の積極的な活用が必要であることを示した。
|