研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の結果、4点が明らかとなった。第1点目は、2011年3月以降、ミャンマーでは誰も予想をしなかったスピードで改革が進行し、ようやく離陸が開始された。第2点目に、途上国の産業発展プロセスの説明とその過程において必要とされる産業政策の考案において、イノベーション・システム論が有益である。第3点目に、国内外含めて注目されていない伝統産業(漆器産業、絹織物等々)が実はミャンマーの環境保全・包括的成長に大きく貢献している。最後に、現在の日本のODA政策はハード面が中心であり、イノベーション・システム構築への貢献等、ソフト面での協力の強化が必要不可欠である。
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フィナンシャル・レビュー
巻: 通巻第116号 ページ: 65-87
Doshisha Policy and Management Review
巻: Vol.14 No.2 ページ: 79-91
110009575739
巻: 14 ページ: 79-91