研究課題/領域番号 |
24653077
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中林 真幸 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (60302676)
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研究分担者 |
大島 久幸 高千穂大学, 経営学部, 教授 (40327995)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 企業理論 / 産業組織 / 経済史 / 経営史 / 比較制度分析 |
研究成果の概要 |
「三井物産特別職員録」を用いて、1910-1930年代における三井物産全職員の配属と賃金のパネルデータを構築することが目的であり、粗入力の段階まで終えた。この時点における探査的分析の結果、1)三井物産において、学歴は、採用当初の給与水準には強く影響するものの、長期的にはその効果は減衰すること、その結果として、たとえば、中学校卒業職員が東京帝国大学卒業職員を追い越すことは十分に可能であったこと、(2)関連して、いわゆる超難関大学卒業者であることは、大学卒業プレミアムに有意な追加プレミアムを与えないこと、(3)一般賞与は基本給に連動していたこと、が明らかになった。
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