研究概要 |
本研究は、ニューロサイエンスの実験手法である脳波(Electroencephalography)を用い、実際に人間が行動している間のフロー(flow)状態を測定しリアルタイムで人の心理的プロセスを掴む実験を行った。本来主観的な「現象」を、的確な行動指標や最先端の高密度EEG の計測により、客観化を試み、「フロー」概念の神経学的メカニズムの解明を追求した。被験者24名を対象にしてEEG実験を行い,その結果としては、24 AEPs のなかでAEP-LP, ALPHA-RF,ALPHA-LF, BETA-RF, GAMMA-LFがフローの変数と相関があることが新しく分かった。
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