研究課題/領域番号 |
24653177
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育心理学
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
蘭 千寿 千葉大学, 教育学部, 教授 (90127960)
|
連携研究者 |
越 良子 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (60215233)
樽木 靖夫 帝京科学大学, 教職センター, 教授 (60590156)
高橋 知己 上越教育大学, 学校教育学部, 准教授 (50733383)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 創発学級 / アイデンティティのゆさぶり / 多元的な価値 / 相互認証 / 教師の指導性 / 教師の学級経営トレーニング / 創発型学級、 / オートポイエーシス / ボトムアップ型の秩序形成 / 教師の自己研修プログラムの作成 |
研究概要 |
本研究は、オートポイエーシス理論に注目し、近年の「生きる力」を育む人間観に基づく子どもの自主自律の育成を支援する「創発信頼型学級」(蘭、1999,蘭・高橋,2008)づくりの開発を行った。教員や学生らの「創発学級」経験より、(1)教師の優れたリーダーシップに導かれる学級よりも、教師の支援を受け生徒相互が影響を及ぼしあうことで成立した創発学級の方が成熟した集団であった。(2)創発学級は、①教師から生徒への主導権の移譲、②生徒と教師、生徒間の関係性や信頼関係の再構築、③教師の支援と生徒相互間の活動の認め合いによって、生徒の自主自立的な成長を促す一つのスタイルであると提案される。
|