研究課題/領域番号 |
24653211
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
宮内 良太 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教 (30455852)
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研究分担者 |
鵜木 祐史 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 准教授 (00343187)
木谷 俊介 NTTコミュニケーション科学基礎研究所, リサーチアソシエイト (70635367)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 聴覚心理 / 聴覚末梢 / 選択的注意 / 聴覚末梢の能動制御 / 遠心性フィードバック |
研究概要 |
本研究では,聴覚が音を分析する際の周波数選択性が,聴覚的な注意によって能動的に変化するかどうかを明らかにするために,ノッチ雑音マスキング法を使った聴取実験によって,雑音中の純音が聞こえるか聞こえないかの閾値を測定し,その結果から,聴覚フィルタ形状の推定を行った。聴取実験の結果,ターゲット音と同じ音を事前に呈示して注意を向けさせることで,ターゲット音が聞こえやすくなることが分かった。さらに推定された聴覚フィルタの先端部分の形状が鋭くなることが分かった。これらの結果は,ヒトの聴覚システムに,聴きたいと思った音を選択的に強調するような仕組みが備わっていることを示している。
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