研究課題/領域番号 |
24653212
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
川合 伸幸 名古屋大学, 情報科学研究科, 准教授 (30335062)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | サル / 言語 / 単語 / 進化 / 概念 / スペル / 文字 / 言語進化 |
研究成果の概要 |
サルがある概念を獲得し、その概念に含まれる刺激に対して、複数のシンボルを系列的に選択して反応できるかを検討した。その結果、1頭のサルが2つの概念に対して、80%以上の正答率で連続する2文字を組み合わせて答えられるようになった。しかし、概念を構成する別の新奇刺激への般化テストや、3文字の組み合わせでのテストまでは実施できなかった。これらの結果から、サルは概念ごとに、系列的な反応を組み合わせる可能性が示唆された。しかし、ただの訓練の結果であるか、「概念」を獲得したかは、新奇刺激でのテストが必要で、3年間ではそこまでの習得に到らなかった。
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