研究課題/領域番号 |
24653219
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
倉片 憲治 独立行政法人産業技術総合研究所, ヒューマンライフテクノロジー研究部門, グループ付き (90356931)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 聴覚 / 音響心理 / 音の大きさ / 聴覚モデル / 高齢者 / 加齢効果 / 騒音評価 |
研究成果の概要 |
騒音測定で用いられる周波数重み付け特性Aは,等ラウドネスレベル曲線で表される聴覚特性に基づいている。等価騒音レベル(LAeq)は知覚されるラウドネス(音の大きさ)との対応が良いことが知られているが,それは若年健聴者が聴取した場合に限られる。本研究では,若齢者及び60歳以上の高齢者を対象に,さまざまな音の大きさ知覚に関する聴取実験を行った。解析の結果,高齢者の聴覚特性に合わせて重み付けした音圧レベルの方が,LAeq値よりも,知覚されるラウドネスに良く対応することが示された。その結果に基づいて,従来の周波数重み付け特性Aよりも精度良く評価できる,高齢者対応の騒音評価方法を提案した。
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