全国の高等専門学校(高専)の学生相談室長・看護師・カウンセラーを対象に、学生支援コーディネーション体制に関する実態調査を行い、分析結果からコーディネーション行動の認識や配置の特徴を明らかにした。また、全国62高専中、約3分の1に相当する19高専の学生を対象に、援助ニーズおよび被援助志向性に関する調査を行い、学生群を分類した分析結果からそれらの特徴や傾向を明らかにした。 この2つの調査結果に基づき、チーム援助をより効果的にする、高専の特徴を踏まえた学生支援コーディネーション体制構築のあり方について、ガイドラインを提示した。
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