研究課題/領域番号 |
24653300
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 |
研究代表者 |
渥美 義賢 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 教育情報部, 上席総括研究員 (90143552)
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研究分担者 |
笹森 洋樹 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 企画部, 総括研究員 (40419940)
梅田 真理 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 教育情報部, 総括研究員 (50529138)
廣瀬 由美子 明星大学, 教育学部, 教授 (90321596)
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連携研究者 |
梅田 真理 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 教育情報部, 総括研究員 (50529138)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 東日本大震災 / 発達障害児 / 防災教育 / 福祉避難所 / PTSD / 心理学的ケア / 防災 / 減災 |
研究成果の概要 |
発達障害のある子どもは、東日本大震災において定型発達児に比べて、本人及び保護者は非常に大きな危険と困難に直面した。震災前の防災訓練では、社会性の弱さや現実見当識の弱さにより、十分な訓練を受けられないことが多かった。津波の際しては、危険の把握や予測の困難さにより、保護者との連絡がとれず、このため避難できず死亡した事例があった。その後の避難生活においては、慣れない環境への強い不安のため状況に応じた行動が困難であったため、避難所から出なければならない場合が多かった。避難所にいないと必要な物資が得られにくい等の困難に直面した。さらに一部の子どもはPTSDを発症し、その改善が困難であった事例もみられた。
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