研究課題/領域番号 |
24654037
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
大域解析学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
高木 泉 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (40154744)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 反応拡散系 / 拡散誘導不安定化 / パターン形成 / 定常解集合の大域構造 / 定常解の分岐 / 特異摂動解 / 大域的構造 |
研究概要 |
生物の発生過程で起る形態形成の仕組みを Turing は「拡散誘導不安定化」と捉えた.複数の化学物質が反応するとき,一様な環境下でも空間的に非自明な構造(パターン)が自動的に形成され得るという主張である.定数定常解から非定数定常解が分岐することを以て,その数学的正当化とされがちであった.本研究では,そのような分岐が伴わないパターン形成が起こり得ることを示し,Turing の考えの新しい解釈を提唱した.
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