研究課題/領域番号 |
24654044
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
大域解析学
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
森田 善久 龍谷大学, 理工学部, 教授 (10192783)
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研究分担者 |
鈴木 香奈子 茨城大学, 理学部, 准教授 (10451519)
桑村 雅隆 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (30270333)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 遷移ダイナミクス / 反応拡散系 / 大域アトラクタ / アトラクタの崩壊 / 散逸力学系 / 保存則 / 摂動系 / チューリング的パターン / 反応拡散方程式系 / 無限次元力学系 / 保存則のある反応拡散系 / 大域的アトラクタ / パターン形成 / 応用解析 |
研究成果の概要 |
反応拡散系における大域アトラクタが,摂動によって1点からなるアトラクタに崩壊するとき,そのダイナミクスは構造的に大きく変わるが,時間的な遷移過程においては摂動前のアトラクタ上の軌道の振舞いとよく似た振舞いをする軌道が存在する.保存則をもつ反応拡散系において,実際に摂動を加えた場合に,遷移的な解の振舞いとしてチューリング的なパターンが発生し,単一のスパイクパターンに変化したのち,最終的にパターンが崩壊することを具体例で示した.このとき,摂動系ではチューリング不安定化を起こすような定常解が摂動によって消滅するにも拘わらずチューリング的パターンが遷移過程で現れることが示された.
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