研究課題/領域番号 |
24654057
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高柳 匡 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (10432353)
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研究協力者 |
笠 真生
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | AdS/CFT対応 / 量子エンタングルメント / 超弦理論 / 場の理論 / 素粒子論 / ホログラフィー原理 / エンタングルメント・エントロピー |
研究成果の概要 |
本研究の研究の成果は大きく分けて二つあり、一つはAdS/CFT対応をエンタングルメント繰り込み(MERA)の立場で理解を深めたことであり、もう一つは、励起状態のエンタングルメント・エントロピーの基本的な性質を明らかにしたことである。前者の研究において、MERAの連続極限(cMERA)を考察することで、AdS/CFT対応における時空の計量がMERAの情報計量を関係づくことを発見した。また有限温度の場合にどのようにcMERAが実現できるのか初めて明らかにした。後者の研究では、励起状態のエンタングルメント・エントロピーが、励起が小さい時は、熱力学第一法則と同じ形をした法則に従うことを初めて見出した。
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