研究課題/領域番号 |
24654110
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
白濱 圭也 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70251486)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 物性実験 / 低温物性 / 超流動 / ゲージ場 / ヘリウム / 交差相関 |
研究概要 |
本研究は、超流動ヘリウム4に対して静電場と静磁場を用いて「人工ゲージ場」を生成する方法を提案・実証し、超流動の新しい物理を開拓するものである。超流動体では電場・磁場・流れ場に「交差相関」の存在が予想され、例えば静電場Eと静磁場Hを直角に与えるとE×Hに比例する超流動速度vsが生じうる。これを実験的に検証することを目標として掲げた。 研究期間内に、超流動流検出用捻れ振り子の製作、回転クライオスタットの開発と、ナノ多孔体中4Heへの電場効果の探索を行った。今後これらの装置により、電場・磁場でつくられる超流動流を、超流動ヘリウム特有の音波である第二音波のドップラーシフトにより検出することを試みる。
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