研究課題/領域番号 |
24654113
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
芳賀 芳範 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター, 研究主幹 (90354901)
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連携研究者 |
立岩 尚之 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門先端基礎研究センター, 研究主幹 (50346821)
松田 達磨 首都大学東京, 大学院理工学研究科, 准教授 (30370472)
山本 悦嗣 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門先端基礎研究センター, 研究副主幹 (50343934)
小浦 寛之 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門先端基礎研究センター, 研究副主幹 (50391264)
本間 佳哉 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (00260448)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アルファ崩壊 / アクチノイド / 電子状態 |
研究概要 |
固体内の電子状態を微視的に探るプローブとして、ガンマ線及びベータ線は広く用いられているが、アルファ線は資料に対する自己照射や発熱をもたらすため、用いられてこなかった。本研究では、アルファ放射体であるアクチノイド元素を主たる対象として、アルファ線測定の技術開発を行った。極低温及び磁場中における整列からのアルファ線放出の角度依存性の検出を目的として、(1)アクチノイド化合物単結晶を作成し、(2)極低温で動作する小型アルファ線検出用カロリメータの設計制作、(3)角度回転機構の制作を行った。これを用いて、極低温環境下でのアルファ線の検出に成功し、十分な性能を有していることを実証した。
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