研究課題/領域番号 |
24654137
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
長岡 正隆 名古屋大学, 情報科学研究科, 教授 (50201679)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高分子・液晶 / 化学反応シミュレーション / 混合MC/MD反応法 / 最短結合法 / 高分子架橋度 / 界面重合 / QM/MM法 / 分子シミュレーション / 化学反応分子シミュレーション |
研究成果の概要 |
有機高分子膜に関するアトミスティックな分子シミュレーションを実現するために、混合MC/MD反応法に基づいた膜重合モデリング法を開発した。本手法では基本セルとイメージセル間の結合形成を可能にする最短結合法が実装され有効的に長鎖高分子を合成できる。実際、二種の単量体MPDとTMDの共重合から合成されるFT30膜に適用して、初期単量体比と調製膜内の原子組成比を元に界面重合の反応機構を考察した。MPDとTMCの4つの分子数比に対する高分子架橋度及び炭素、酸素、窒素の組成比を実験値と比較して、比率1:4と1:1の結果が、それぞれX線光電子分光法とラザフォード後方散乱法による実験結果に近いことが分かった。
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