研究課題/領域番号 |
24654138
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山本 潤 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (10200809)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ソフトマター / 揺らぎ / 動的不均一性 / 階層構造 / 液晶 / ブルー相 / 動的不均一 / 顕微鏡 / 動的光散乱 / 等方性 / 可視化 / ガラス転移 / 揺らぎ顕微鏡 |
研究概要 |
ソフトマターでは液体と固体の間に様々な中間状態が存在し、相転移や相分離にともなって物質の対称性は低下して様々な内部構造が現れ、物理量の空間不均一性を作る。しかし、ガラス・ゲル・臨界液体・過冷却液体といった仲間は、液体と同じ等方的な対称性を有し、静的には一様で空間不均一性がなく、光学顕微鏡では内部構造や物性の本質を明らかにすることができない。一方、「動的不均一性」と呼ばれる構造が本質的に重要な役割を担うことが最近の理論的研究から判明してきた。本研究では、全く新しい顕微鏡の原理と試作を提案し、密度など物理量自体の大小の「動的不均一性」を顕微鏡像として捉える画期的な新しい原理を提唱するものである。
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