研究課題/領域番号 |
24654160
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 (2013-2014) 東京工業大学 (2012) |
研究代表者 |
岩森 光 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部物質循環研究分野, 分野長 (80221795)
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研究分担者 |
中村 仁美 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部物質循環研究分野, 研究員 (60572659)
砂村 倫成 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (90360867)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 岩石 / 風化 / 化学組成 / 同位体組成 / 微生物 |
研究成果の概要 |
桜島および北松浦溶岩の新鮮部分から風化殻までの系統的な岩石および微生物試料採取を行った。岩石の化学・同位体分析、および微生物の群集解析・ゲノム解析を行い、風化とともにどのような変化が起こっているかを観察した。いずれの溶岩も酸化した風化殻に向かって系統的化学組成変化がみられたが、同位体組成は、余り大きな変化が認められなかった。桜島溶岩の新鮮な部分には、鉄の酸化還元に関わる微生物および硝化微生物などの酸生成微生物系統群が見いだされたが、噴出年代の古い北松浦溶岩からは硝化微生物系統群のみが検出された。溶岩風化の初期過程には鉄の酸化還元微生物が重要な役割を果たしている可能性が示唆される。
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