研究課題
挑戦的萌芽研究
ウランの自発核分裂によって鉱物中に残される傷(フィッショントラック,以後FT)は,放射年代測定に利用されている。しかし傷の数が多くなると傷が重なり合って観察ができなくなり,1億年より古い試料の場合は技術的に困難である。そこで原子間力顕微鏡(AFM)を利用する新たなフィッショントラックの観察法を開発した。試料の研磨法や,AFMによる画像の取得法を吟味・確立し,実践試料の年代決定を試み概ね成功した。しかし10億年より古い試料ではエッチングを弱く行う必要があり,その際はFTとそれ以外の傷の区別がつきにくくなるという問題があり,AFM観察によっても測定年代値に上限があった。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うちオープンアクセス 2件、 査読あり 4件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 3件)
フィッション・トラック ニュースレター
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号外地球 第四紀研究における高精度年代測定法の新展開:最近10年間の進展
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フィッショントラックニュースレター
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