研究課題/領域番号 |
24654181
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地球宇宙化学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
小林 憲正 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (20183808)
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研究分担者 |
高山 健 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 教授 (20163321)
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連携研究者 |
田村 元秀 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授 (00260018)
安達 利一 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 教授 (80141977)
柴田 裕実 大阪大学, 産業科学研究所, 特任研究員(客員准教授) (30216014)
金子 竹男 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 特別研究 教員 (50191987)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 星間塵アイスマントル / 宇宙線 / アミノ酸前駆体 / 生命の起源 / 核酸塩基 / デジタル加速器 / 軟X線 |
研究概要 |
隕石中に検出されているアミノ酸などの有機物が分子雲中で生成する可能性を検証するため,模擬星間物質への高エネルギー粒子線照射実験を行った。一酸化炭素,メタノール,アンモニア,水などの混合物に陽子線(東工大タンデム加速器)や重粒子線(放医研HIMAC) を照射したところ,高分子態のアミノ酸前駆体の生成が確認され,それは照射により直接生成することが示唆された。また,核酸塩基やイミダゾールの生成も確認された。より実際の星間塵環境での有機物生成を確認するため,デジタル加速器(高エネ研)からの重粒子線を用いる実験の準備を行い,実験に必要な照射チャンバとガス混合器を作成し,デジタル加速器の調整も進めた。
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