研究課題/領域番号 |
24655008
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
尾関 寿美男 信州大学, 学術研究院理学系, 教授 (60152493)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 磁場 / 磁場配向 / カーボンナノチューブ / シングルウォールカーボンナノチューブ / キラリティー / ラマン散乱 / CVD法 / マルチウォールカーボンナノチューブ / 単層カーボンナノチューブ / 多層カーボンナノチューブ |
研究成果の概要 |
形状磁気異方性の単層カーボンナノチューブの生成過程に10Tまでの強磁場を印加して、磁場によるカイラリティー制御の可能性を検討した。そのため、化学蒸気分解法(CVD法)と液層分解法のための磁場中高温加熱炉を製作した。アルコールの種類、温度、触媒金属などを変えて、磁場の影響を調べた。液相分解法とCVD法ともに、磁場による230cm-1の付近のラマン線の選択的成長が観測された。また、CNTが単層か多層かによらず、磁場効果は4T以上で現れた。ラマン散乱と紫外可視吸収スペクトルの結果によると、カイラル指数や金属性・半導体性が磁場によって制御できる兆候があり、磁場による不斉誘導の可能性が示された。
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