研究課題
挑戦的萌芽研究
半導体ナノ粒子は、特異な光学的・電子的性質をもつことから、オプトエレクトロニクスへの応用が期待される。そのためには、正確な電子準位の測定が不可欠である。本研究では、検出深さが大きく、試料帯電に強い光電子収量分光法に注目した。装置の設計・製作を行い、保護基オレイルアミンとするCdSナノ粒子の薄膜について適用した。その結果、通常の光電子分光法では測定困難であったイオン化エネルギーが再現性良く測定できることを明らかにした。
すべて 2015
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 謝辞記載あり 1件)
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