研究課題
挑戦的萌芽研究
アミン共存下光照射すると、ヒドリド錯体が生成するイリジウム錯体を見出した。この新規ヒドリド錯体にアミン共存下光照射すると、触媒的にCO2がCOへと還元された。新たにジベンゾフランを架橋部として持つ2核Ru(II)錯体を合成した。この錯体をアミン共存下光照射すると2つの錯体のアセトニトリル配位子がヒドリド配位子に変化した。この光反応をCO2雰囲気下で行ったが、ホルムアルデヒドやメタノールの生成は確認できなかった。Ru(II)ヒドリド錯体と、様々な補酵素NAD(P)モデル化合物とのヒドリド移動反応を検討した結果、その生成物選択性と反応速度に与える電子的、立体的因子が明らかになった。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 6件) 備考 (1件)
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http://www.chemistry.titech.ac.jp/~ishitani/index.htm