研究課題
挑戦的萌芽研究
イルカやアザラシは肝臓にHgを高蓄積している。これら海棲高等動物の肝臓ではHgSeが形成され、Hgの毒性が解毒されている。しかし、HgSe形成のメカニズムは不明である。本研究では、海棲高等動物におけるHgの無毒化メカニズムを解明するため、HgSe形成のカギとなるHg結合タンパクの同定を試みた。キタオットセイの肝臓サイトゾルを用い、陰イオン交換及びサイズ交換クロマトグラフィーによってタンパクを分離させた。この中でHgを含むフラクションをICP-MSで確認し、電気泳動にかけ、染色したところ、サイズの異なる4つのバンドが確認できた。これらタンパクが、Hgの解毒に重要な働きをするものと推察された。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 10件) 学会発表 (33件) (うち招待講演 8件) 備考 (2件)
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