研究課題/領域番号 |
24655072
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
分析化学
|
研究機関 | 公益財団法人神奈川科学技術アカデミー |
研究代表者 |
川野 竜司 公益財団法人神奈川科学技術アカデミー, 人工細胞膜システムグループ, 研究員 (90401702)
|
連携研究者 |
古川 修平 京都大学, 物質-細胞統合システム拠点, 准教授 (90452276)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 脂質二分子膜 / 膜タンパク質 / MEMS / 金属錯体 / 配位高分子 / 一分子計測 / MOP / ナノポア |
研究概要 |
ナノポア計測では、脂質二分子膜中に形成したチャネル膜タンパク質を通過する分子を電気的に計測する。しかしこれまで主に直径1.4 nmの細孔を有するヘモリシンという膜チャネルが用いられてきたが、これを用いたナノポア計測では、チャネルサイズより小さい分子の検出に課題があった。そこで本研究では構造を自由に設計できる配位高分子をヘモリシンと複合化することで、サイズ制御可能なナノポア計測を提案する。本研究の結果、1)水溶液中で構造が安定なRhMOPの合成、2)RhMOPとヘモリシンの複合化、に成功した。現在のところ、この複合化を確率的に行っているので、今後複合化の能動的制御を目指す。
|