研究課題/領域番号 |
24655074
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
三浦 勝清 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (20251035)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ラジカル反応 / インジウム触媒 / 有機還元剤 / 炭素ラジカル / 有機ハロゲン化物 / ラジカル還元 / ラジカル環化 |
研究成果の概要 |
炭素ラジカルの反応は精密有機合成に有用であり、炭素ラジカルの発生には、有機ハロゲン化物と金属還元剤の反応がよく利用されている。本研究では、入手容易で低毒性のギ酸ナトリウムを還元剤として用いる新規炭素ラジカル発生法を開発した。三価インジウム塩を触媒として、有機ハロゲン化物とギ酸ナトリウムとの反応を行うと、脱ハロゲン化物が効率良く得られることを見出し、この還元反応がラジカル機構で進行することを明らかにした。この触媒系を用いるヨードアルキン類のラジカル環化を行い、発生した炭素ラジカルを利用した炭素-炭素結合形成にも成功した。
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